2025年、稲餅ふぁーむは“日々実験”でいく!まずは田植え

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こんにちは、稲餅ふぁーむの7代目、田んぼの相棒は今日も長靴。
いよいよ5月、今年もやってきました…そう、田植えシーズン開幕!です!

5月1日、新潟は空がまるで絵本の1ページみたいな青空。
気温もポカポカを超えて汗ばむ陽気☀️
「これぞ田植え日和やろ!」と、思わず声に出してしまいました。

この日は8代目がれんこんの種植えに全集中していたため、田植え作業は私ひとり。
つまり、ワンオペ田植えDAYの爆誕です(笑)
いや〜、田植え機と向き合う背中が、なんとも孤独。でも、これも農家あるある。
春先に播いたコシヒカリの苗たちも、すくすく育ってすでに15cmほど。
「よくぞここまで大きくなったなぁ…」と、苗を見つめる目は完全に親バカです。
さすがにこのまま一人で全部やるのはキツイので、種れんこんの植え付け作業が区切りの良いところで一時作業を中断していただき、次回からは2人での田植え体制に切り替えて、スピードアップしていく予定です!

さて、2025年の稲餅ふぁーむはちょっと攻めていきますよ。
合言葉はズバリ、「日々実験」!
まず投入するのが話題の微生物「マイコス菌根菌」。
この菌、なんと水が少ない環境でも作物の成長を助けてくれるという、まるで農業界のドラえもん的存在。
ただし…
うちの田んぼは“水が少ない”どころか、“常にひたひた”。
むしろ「水しかないのでは?」というレベルの超・湿田。
そんな環境でもマイコス菌がパワーを発揮できるのか?
これはもう、試してみるしかない!ということで、堂々投入です。

さらに今年はもうひとつの実験的チャレンジも。「ライスフル」という高温ストレス耐性剤を育苗箱に使用しました。
これは、植物由来の天然成分でできていて、夏の猛暑から稲を守ってくれるらしい。
ここ数年の夏は、ほんとに冗談抜きでヤバい。稲もバテます。
そこで「今年こそは!」とばかりに、苗たちに散布しておきました。
「暑さなんてへっちゃらだぜ!」って言ってくれる稲に育ってほしいな~と、ちょっと期待を込めて。

田植えが終わっても、農家の仕事は続きます。
そう、水管理と雑草との泥試合がいよいよ本番。
「田んぼって、植えたら終わりじゃないの?」と思ったそこのあなた。
むしろこれからが本番なのです。
でも、自然と向き合って、工夫して、汗をかいて育てたお米が、誰かの食卓を笑顔にしてくれる。
そう思うと、どんな雑草でも、ちょっとだけ愛おしく思えたり…は、しません(笑)

というわけで、2025年の田植え、無事にスタートしました!
青い空と、風に揺れる苗と、山並みに反射する水面。
自然が見せてくれる景色って、やっぱりいいなぁとしみじみ感じた一日でした。
今年も「どう育つか分からないけど、やってみよう!」の精神で、稲餅ふぁーむは挑戦していきます。
読んでくれたあなたにも、小さな幸せと前向きな気持ちが届いていたら嬉しいです。

それではまた、田んぼの現場から続報をお届けします🌾
どうぞ今年も、稲餅ふぁーむをよろしくお願いします!

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