今日はもう、朝起きた瞬間から「おっ、今日はイケるんじゃない?」って思うくらいの快晴でした。空気も澄んでいて、あのしつこかった雪が本当に一段落した感じ。ここまで気温が上がると、防寒着を何枚も重ねなくても平気なので助かります。寒いときは吹雪の中で田んぼ作業なんてこともあるから、「もう勘弁して…」と心が折れかけることもしょっちゅう。そう思うと、やっぱり春はありがたい! ちょっとでも暖かいだけで、外へ出るモチベーションが上がってくるんです。
さて、そんな絶好の陽気に恵まれた本日は、先回やりきれなかったトラクターメンテナンスの続きを実施。前回は「グリスニップル」の交換までは済ませたんですが、肝心のグリス注入が途中だったんです。そこで今回は、キャタピラ部分と前輪部分へのグリス注入、そしてエンジンオイル交換という二大メンテナンスを一気に片づけることにしました。どちらも地味だけれど、これをサボると後々の作業に大きく影響するので見逃せません。

まず取り掛かったのは、グリス注入。今回の秘密兵器(?)は「パオック社のエアグリースガン」。箱には「素早いグリース注入作業ができる!」と派手に書いてあって最初は半信半疑でしたが、実際使ってみるとめちゃくちゃ快適。手動タイプと違ってエアの力でスルスル注入できるから、注入口が多いキャタピラ部分でも作業がかなりラクになります。泥やホコリで汚れやすい箇所だけに、スピーディーに終わるのは本当にありがたい。「もっと早く買えばよかったかも…」と地味に後悔するレベルですね。

キャタピラは見た目こそごついけれど、ローラーや軸がたくさんある分、グリス切れを起こすと部品が摩耗しやすいらしいんです。だからこそ定期的なグリスアップが重要で、トラブルを減らしてパーツの寿命を延ばすには欠かせないメンテナンス。前輪部分やステアリング周りも同じく、回転や稼働が多いところはグリス必須! 「農作業はまず道具を大事に!」という師匠の言葉をしみじみ実感している今日この頃です。
グリス注入が終わったら、続いてオイル交換へ。今回はクボタ製のディーゼルエンジンオイルD10W-30を使用。え、トラクターは井関製なのに? なんてツッコミはごもっともですが、細かいことは気にしないスタイルでいきます。やり方自体はシンプルで、エンジン下部にあるドレンを2か所開けて古いオイルを抜き、廃油処理容器に移したらドレンを締め直して新しいオイルを注入するだけ。ただし慣れないと、うっかりオイルをこぼしたり、ドレインボルトにくっついているパッキンを付け忘れたりするので侮れません。


今回の作業は師匠が担当してくれて、あっという間に終了。「次回からは7代目(つまり私)がチャレンジ!」の予定なので、すでに若干のプレッシャーを感じております。ドレンボルトの締め方ひとつ取ってもコツがいるので、覚えることが結構あるんですよね。でも、失敗を恐れず挑戦するのが一番の近道だとも思っています。何事も経験あるのみ!
こうしてキャタピラ&前輪へのグリスアップとオイル交換が無事に完了し、シーズン前の大事なメンテナンスはひとまず一段落。しっかり手を入れたトラクターで田んぼや畑に出ると、エンジン音も軽やかだし操作性も段違い。なんというか愛着がわいてくるんです。最近はチェーンソーや草刈り機のメンテにも興味津々で、YouTubeを見ながら研究するのがマイブームになりつつあります。意外とこういう“道具いじり”って奥が深くて、気づいたら時間があっという間に過ぎてるんですよね。
そんなわけで、まだまだ勉強中の身ではありますが、これからも農業や田舎暮らしのリアルを楽しく発信していこうと思います。もし「ほほう、ちょっと覗いてみたいかも」と思われたら、ぜひXやインスタグラム等のフォローやいいねをポチッとお願いします!


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