苗箱がずらりと並ぶ壮観!播種から始まる“おいしいお米”への道

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今日はみなさんに、わが家の一大イベントである「播種作業」の様子をたっぷりご紹介します! え、播種って何? と驚かれる方もいるかもしれませんが、要するにお米の種もみを苗箱に撒く作業のこと。農家にとっては、どんなフェスやライブよりも大事な“お祭り”なんです。朝っぱらから家族や親戚が大集合してワイワイやるので、一気にテンションが上がります。田舎の行事って、こういう賑やかさが醍醐味なんですよね。

まず、播種作業には事前準備が欠かせません。お米の元である種もみを消毒したり、きちんと芽が出るように温めておいたりと、まるで大切な赤ちゃんを迎えるような気配りをするんです。うちでは昔から、少し芽が出た「はと胸状態」にしておくのが定番で、これがちょうどいいタイミング。種にも「もうすぐ植えられるぞ!」という意識が芽生えているような気がするんですよね。そして肝心の苗箱には、まずふかふかの土をセット。そこにお水をシュッシュッとあげてから種を丁寧に撒き、最後にもう一度土をかぶせてあげる。これだけでも「おいしく育ってね!」と声をかけている気分になれるから不思議です。

次に、長年使い続けている播種マシーンの登場。何十年もの付き合いなので、毎年「そろそろ壊れないか…?」と心配しながら動かしているんですが、意外とまだまだ元気なんですよ。とはいえ、油断は禁物。私7代目が事前のメンテナンスはもちろんですが、朝イチで「ベルトは切れてないか! ネジは緩んでないか!」と最終チェックするのが恒例行事。機械が止まれば作業も止まっちゃうので、ちょっと大げさなくらい確認しちゃいます。きっとマシーンも「今年も頼むぜ!」なんて思っているのか、いつもギリギリのところで踏ん張ってくれている感じがします。

いよいよ作業開始となると、家族総出でのチームプレーが試されます。苗箱を機械にセットする係、土と種をしっかり投入する係、仕上がった苗箱をハウスに運ぶ係と、それぞれが連携してテキパキ進めないといけません。機械は動かし始めるとスピード勝負になるので、「あれ取ってきて!」「次の苗箱、まだ?」と声が飛び交いまくり。しかも7代目の私と8代目はダブル指揮官体制で、「そっち大丈夫?」「次の段取り行こう!」なんて絶妙なコンビネーションを見せます。といっても、ちょっとしたミスがあれば止まるので、常に気は抜けないんですけどね。

幸い、今日は天気に恵まれて暖かく、手がかじかむような寒さもなくサクサクと作業が進行。機械トラブルもゼロで、「今年は最高のスタートが切れそうだ!」と内心ガッツポーズです。終わってからハウスに並べてみると、苗箱がずらーっと一面に広がっていて壮観そのもの。しかもその上には保温シートをかけているので、まさに小さな温室です。これで芽が出るのを待つばかり。数日後にはピョコッと可愛い芽が顔を出すはずで、そう思うとワクワクしますね。

そして、ここで育った苗が成長し、やがて立派なコシヒカリとして収穫されるわけです。そのお米を食べてくださる人たちが笑顔になってくれたら、こんなに幸せなことはありません。やっぱり「おいしいもの」が持つパワーって絶大だと思います。人を笑顔にしたり、元気づけたりしてくれるのが食の魅力ですから。

そんなわけで、田舎暮らしのドタバタ&ほのぼのした播種作業の一日をお届けしました。もし「田舎ってちょっといいかも」とか「農業の裏側が気になる!」なんて思っていただけたら、ぜひこのブログやX(旧Twitter)、インスタ、Facebookなどをフォローしてください。私たち7代目と8代目の奮闘ぶりや、これからの季節の農作業のあれこれをどんどん発信していきます。一緒に田舎や農業の魅力を楽しみながら、笑顔あふれる毎日を過ごしていきましょう! 皆さんの生活が、美味しいごはんと素敵な時間で満たされますように。

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