いやー、ついに確定申告の資料づくりが一段落して、なんとも言えない解放感に浸っています。毎年恒例とはいえ、帳簿との格闘はなかなか骨が折れますよね。「あれ、この領収書なんの分だったっけ?」とか「こんなところでこんなにお金かかってたっけ?」なんて、目がチカチカするまで書類をひっくり返しながら確認する日々。ようやくゴールが見えてきたと思ったら、気づけばもう次の農作業シーズンの準備を始めなきゃいけない時期になっていました。
とはいえ、まだ外で本格的に体を動かすわけではなく、今回は「アグリノート」という営農支援アプリを使ったデジタルのほうの準備がメインです。私、7代目として2021年からこのアプリを使い始めて、いつの間にか5年目。最初は「いくら便利でも続くかな?」と半信半疑でしたが、作業記録をささっと残せる手軽さに驚いて、気づけば毎年のようにお世話になっています。たとえば田んぼで耕うんしたら、その場でスマホを取り出して「ここを耕しました」と入力するだけで、写真付きの記録が残せるんです。過去の作業をビジュアルで振り返ると、「ああ、あのときは長靴がズッポリ埋まって大変だったなあ」とか、「あの日は想像を超える暑さで、汗だくだったなあ」なんて、いろいろな思い出が一瞬でよみがえってきて、なんだかちょっと感慨深いです。
今日は、ノートパソコンとモニター画面を使って2025年の作付け計画とスケジュールを練っているところです。老眼が進行している身としては、二画面で作業できる環境は本当に神。片方には2024年までの記録を表示させて「昨年はいつ頃苗を植えたんだっけ?」なんて確認しながら、もう片方のモニターで地図やカレンダーを見比べ、「今年はこのタイミングで施肥してみようかな」とか「この週は一気に除草作業を進めよう!」なんていうプランを立てていると、不思議とワクワクしてきます。
そして机の上には、いつも目に入る競馬の写真立てが。農業とは関係ないんですが、馬がさっそうと走る姿って、見ているだけでテンションが上がるんですよね。「よーし、俺も負けじと頑張るぞ!」って気持ちになれるから不思議です。意外と、こういう小さなモチベーションアップのアイテムって大事なんですよ。
ただ、毎回「去年はどの田んぼにいつ苗を植えたっけ?」、「肥料はどれくらい投入したっけ?」と過去のデータを洗い直しているときに、もっとしっかり記録しておけばよかったなあと反省するんです。もちろん「アグリノート」に入力はしているんですけど、まだまだ使いこなせていない機能も多いみたいで、今年はもう少しマニュアルや解説動画を見てレベルアップしようと思っています。どうせ手間をかけるなら、最大限活用しないと損ですもんね。
それにしても、確定申告の疲れを癒やすつもりが、結局パソコンの前に座って農作業プランづくりに没頭するなんて、なかなか忙しい日々。とはいえ、こうした地道な下準備こそが、春になったときのスムーズなスタートにつながるんですよね。準備不足であとからバタバタしないように、今のうちにコツコツと進めておくのが大事なんだなあと改めて実感しています。
そんなこんなで、今年はこの「アグリノート」をさらに使いこなして、より計画的な農業ライフを送れたらいいなと意気込んでいるところです。
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